【終了】邦久庵 春の一般公開2024
Open Day in 6th, April, 2024
昨年夏以来となる、邦久庵の建物一般公開を開催致します。
地元のボランティアのみなさまの多大なご協力の甲斐あり、その美しい佇まいを取り戻しつつある絶景の庵を、ぜひ多くの方にご覧いただけたらと考えています。当日は邦久庵倶楽部のスタッフが建物をご案内するほか、コーヒーをご提供いたします。デッキや海辺で大村湾の波音を聞きながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。
軽巡洋艦・矢矧に乗って沖縄特攻に出撃するも米軍に沈められ、火傷を負いながらも後続の船に助けられ、まさかと思って生き延びることになった1945年の春の池田武邦さん。大村湾の美しい山桜を見てまさに「国破れて山河あり」と感じられ、「いつか平和な時代が来たらこんな場所に住みたい」と思われたことから、この場所の物語ははじまっています。
当日はきっと邦久庵の裏庭でも桜が咲いていることと思います。皆様のご来庵を、心よりお待ち致しております。
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【概要】
2024/4/6 土曜日
①13:30〜15:00の回 定員15名【定員に達しましたので申込を締め切りました】
②16:00〜17:30の回 定員15名【定員に達しましたので申込を締め切りました】
参加費:1,500円/人(活動支援費として)
【お願い】
※完全事前予約制となります。
※地域の皆様に対する配慮の観点から、申込みなしでのご来場、公開日以外のご来場はどうかご遠慮下さい。
※手摺が低く、段差もあります。小さなお子様連れはしっかりと見守りをお願い致します。
【申込】
参加者氏名をと参加希望時間を添えて、下記申込フォームよりお申込みください。
お申し込みは先着順とさせていただきます。
お申込
Application
過去の一般公開の様子
「邦久庵(ほうきゅうあん)」は、2001年に建築家・池田武邦さんが大村湾のほとりに結んだ終の住処です。 日本初の超高層ビルを設計し、オランダ村やハウステンボスの設計も手がけた建築家が、自然と建物の関係を見つめ直した結果辿り着いたのは、茅葺き屋根の小さな庵でした。
「琵琶ノ首鼻」と呼ばれる小さな岬に建ち、九州の材だけを用いた伝統工法で建てられています。 湾に突き出したデッキからの眺めは素晴らしく、囲炉裏を囲みながら海の音を聞く時間は本当に贅沢です。
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武邦の「邦」と妻・久子の「久」の字を取って名付けられた邦久庵。残念ながら久子さんは2020年に、武邦さんは2022年に鬼籍に入られましたが、この小さな庵を通じてその理念を守り継ぎたいと考え、2017年に有志らが『邦久庵倶楽部』を発足しました。
2019年からは英国人オーナージョナサンを中心とするSLOW LIFE JAPANが建物を取得し、SLOW LIFE JAPANと邦久庵倶楽部がパートナーとなって、共同で保存活用プロジェクトを進めています。