【雛祭りお味噌会レポート】

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昨日3/22(金)に「邦久庵倶楽部の雛祭りお味噌会」を開催しました。C.W.ニコルさんとの味噌仕込み、池田武邦さんとの味噌仕込みを経て、ついに5回目となりました。少しずつ前回の味噌を継ぎ足しながら育てています。

 

新暦の雛祭りは3/3ですが旧暦の雛祭りは4/7なのだそうです。ということで今回は通常からは少し遅めですが、れっきとした雛祭りお味噌です。ボランティアで先発準備を担ってくださっている皆さまがたが早々に9時すぎからおいでになり、前回味噌の小分けや、床の間の雛飾り、材料準備を着々と進めて下さいました。いつも本当にありがとうございます。

11時過ぎまでに方々からお集まりいただくこと、合計28名様。近くは地元西彼町、遠くは大阪や愛知、オランダ・アムステルダムからお越しになってくださった方もおられました。ついつい定員オーバーで開催してしまうお味噌会ですが、ちょうど広間に集まるとぴったり囲炉裏を囲むのにいい人数。まずは前回味噌をみなさんと一緒に紙袋と麻紐でパッケージングして、お土産にしていただきます。

 

それが終わると建物案内＆雛祭り御膳でのランチ会。それぞれの方が、それぞれの知恵でお持ち寄りくださった豪華御膳。自家製のものもたくさん、本当に自然と繋がった食事をさせていただきました。美味しかったですね。

 

午後はいよいよお味噌仕込み。イタリアのNPO法人スローフード協会より日本人として初めてスローフード大賞を受賞されたという武富勝彦さんが、大豆・麹・塩。全て厳選した材料を今回お送り下さいました。それらを皆さんの手で、順番に、混ぜて混ぜて、最後は空気を抜いて、樽に収めました。

 

最後は長崎の方がお持ちくださった満月堂の「桃カステラ」を皆さんでいただきました！皆さんと1時間ほど、一緒にお茶を楽しみながら、順番にそれぞれのご活動や邦久庵に対する思いを、語り合いました。初対面の方も多かったと思いますが、場の力か味噌作りのパワーか、お互いに意見やアイデアを交わしつつのにぎやかな座に。

 

そして何より、春分の日翌日ということで…。真西を向いたデッキのほぼ正面に沈む夕陽が眺められる特別な日、でした。参加者の方で時間のあった皆さんは、少し残られて陽が沈み始めるところから、陽が沈んで海が赤く染まる頃まで、大村湾の海辺を満喫してお帰りになりました。

 

今回は池田武邦さんも来られるかも…という期待もあったのですが、それは残念ながら叶いませんでした。しかし、また近いうちに、お連れできることと思います。引き続き、邦久庵倶楽部の活動を、よろしくご支持下さい！